■以前ここに、ビリヤードの記述を連載していました。その内容は以下にホームページを作成し移動しました。興味のある方は是非アクセスしてみて下さい。
●●●ビリヤードのページ ●●●

■ビリヤード教材の紹介
● 奥村流 驚異のビリヤード上達法 【奥村健DVD2枚組+冊子】
● ビリヤード世界チャンピオンが教える「14日間ビリヤード上達プログラム」
● ビリヤードの基本 「ビリヤードのマニュアルとしては第1号です」



子供への罰の話2013/03/13

子供への虐待が社会問題化し、警察や児童相談所への通報が一般化しつつある昨今にあって、子供への罰の与え方は極めて難しくなってきています。また、褒めて育てる事が奨励され、体罰は行わない事が望ましい状況となっています。
とはいえ、良い事をした時に褒める事については問題ないですが、悪い事をした時に罰を与えないわけにもいかない状況は多々存在する事と思います。
どのように、子供に罰を与えるのかについて記載してみたいと思います。

・行なってはならない罰
以下は一般的な項目ですが、子供自身が苦痛を感じるものは全て含まれる場合がありますので、一概に定義する事は困難であり、これらは一般論として捉えて下さい。

◆身体に対する侵害を内容とする行為(殴る・蹴る等)
◆肉体的苦痛を与えるような行為(正座・直立等・特定の姿勢を長時間にわたって保持させる等)
◆心理的外傷を与える言動(恫喝、無視、拒否、自尊心を踏みにじる行為等)
◆性的な侵害行為
◆幼児や低年齢児童の養育を著しく怠る
◆財産を不当に処分したり侵奪したりして、経済的な境遇の面で苦痛を与える
・罰を与える年齢
少なくとも、言葉も通じない乳幼児の頃から罰を与える事は無意味です。なぜ罰を受けなければいけないのかを理解する能力がなければ、それは単なる虐待となってしまいます。児童の発達については研究段階であり、個体差も大きいため一概に決められませんが、規定とそれに違反した場合の罰を理解できるのであれば、何歳から実施しても構わないと思います。

・罰の与え方
あらかじめ、明確な規定(良い子にしていたら等、曖昧なものは規定と言えません)とそれに違反した場合の罰を申し合わせておく必要があります。逆に述べるならば、ある日突然これまで規定されていなかった罰が加えられる事があってはならないという事です。気分や機嫌、環境によって(あらかじめ成長や状況に応じて、規定や罰を増減する場合は除きます)、規定や罰が増えたり変わったりする事は、子供の不信を招き規律を軽んじるようになってしまいます。親も人間であり完全ではなく、間違いを犯す事がある事も説明しましょう。そして、間違いがわかった時点で、率直に子供に謝罪する事も極めて大切です。意外とわかっていない親も多いようですが、決めた規定(除外規定の存在する項目は別)は基本的に家族全員が対象で、違反した場合は親であっても罰を受ける必要があります

・罰の内容
当然の事ながら、前述の「行なってはならない体罰、虐待」は除外する事となります。そして、親が勝手に決めて子供に押し付けるよりも、子供と話し合って妥当と想われる罰を規定する事が望ましいと思われます。

罰の例としてですが、年齢にもよりますが幼少期の子供は親と一緒に過ごす事でも喜びを感じていますので、罰として一定期間一緒に過ごせない状況を作る事でも十分な罰を与える事ができます。普段、家族が過ごす部屋とは別の部屋(昔は押入れ等に閉じ込めるような罰もありましたが、精神障害を引き起こす可能性もあるのでやめるべきです)へつれていき、所定の時間出ないように言い聞かせる(トイレ等、正当な理由もなく勝手に出てきたら最初からやり直すだけで大丈夫です)だけで十分な効果があります。この時、鍵をかける必要は無く、出て来ないように言い聞かせるだけで、時間は年齢によって異なってきますが目安としては年齢×分程度(3歳児は3分)で大丈夫のようです。

※ここに記載している内容は、児童心理の専門家でもない者が、自分なりに調べた結果を元に述べている内容に過ぎず、学術的根拠や統計学的根拠を明示する事はできません。これらの内容を無視する事も、参考にする事も、読み手に任されているという事を十分にご留意下さい。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://mumble.asablo.jp/blog/2013/03/13/6745409/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。